http://design.yoshida-sd.com/

2月
18日
2016

第17回 『食でつながる場を提供したい』
久保田夕さん×たちよりキッチン

今回のキラキラ女子は、「たちよりkitchen」オーナーの久保田夕さんをご紹介します♪

写真1  写真2

《プロフィール》
久保田 夕さん
有限会社ビー・サイト 代表取締役
鳥取市で生まれ、小5で父親の地元である松江市に引っ越したのち、高校まで在住。
その後京都の大学に進学し、大阪で勤めたのち、松江にUターン。
2012年にキッチンを中心に多目的に使用できるレンタルスペース「キッチンスタジオ 等(ナド)」をオープン。
そして2015年8月には、働く人たち向けのコンセプトカフェ「たちよりkitchen」をオープン。

Uターンされたと伺いましたが、そのいきさつについて聞かせてもらっていいですか?

もともと何かを作るのが好きで、京都の大学では美術を専攻していました。
その流れで大阪の映像制作会社に勤めたのですが、とにかく仕事がハードでして・・・。
仕事の内容自体はやりがいがあり充実していたのですが、思い返すと当時は本当に疲れていましたね。
そして、Uターンの一番のきっかけになったのは、あるとき仕事の息抜きに夕日を見ようとしたこと。
あ、私、名前が「夕」ということもあり、昔から夕日が好きなんです。
ただ、当時の職場はオフィス街、まさにコンクリートジャングルで、夕日なんて全く見えなかった。
そのとき思ったんです。
「私、何でこんなところに住んでいるんだろう・・・?」
ふと、夕日が当たり前に見ることができる地元に帰りたいと自然に思い、松江に戻ってきました。

とてもドラマチックなきっかけだったのですね。戻られてからも色々あったとか。

松江に戻った当初は、映像製作のスキルを活かして、テレビ局の番組制作スタッフの仕事に就き、主にニュース番組を担当していました。
特集コーナーのネタ探しや撮影や編集を全て自分でやっていたので、仕事を通じて、地元でがんばっているたくさんの人に会い、取材することができました。
そのうちに、取材する側ではなく「私もプレーヤー側に行きたい!!」と思いが募っていき、今度は地域活性に関わる会社に入り、地域産品のコーディネーター、具体的には関東圏での販路開拓を行ないました。
その会社では様々なことを1人でやっていました。
いきなり東京に行って野菜を売りにいくなんてこともありましたし、その他にも事務や経理に関わることなど、会社に関わる色々なことを。
とても大変でしたが、振り返ってみると、得られたものも大きかったです。
人との出会い、人脈、精神的な強さなどでしょうか。
具体的には、農家の人たちとの出会いで、食に関わることを将来やってみたいというイメージがわいたことや、また、様々な仕事をするなかで、「1人でもできるんだ。なんとかなる。」という自信がついたことですね。

そこから、独立・起業につながるのですね。ナドについてお伺いしたいです。

2012年の2月に、「キッチンスタジオ等(ナド)」をオープンしました。

写真3

元々、使われていない元集会場をどうやって活用しようか、ということから始まりました。
まず場所ありきだったので、そこで何をできるかを考えた時、集会場の「人の集まる場所」ということはそのままに、今どきの形ということで、貸しスタジオの形態にしました。
こだわりとしては、キッチンを中心にして全体を見渡せるようにしたこと。作る人が裏方になるのではなく、一緒に場を作るんだという思いからで、調理の場所と宴会の場所を一体にしました。
「食」を大切にしたいというのは、これまでの仕事を通じて募った思いですね。
「ナド」は口コミから利用が広がり、それを通じてたくさんの知り合いができました。
それが次の取り組み、「たちよりkitchen」につながっていったんです。

たちよりkitchen、「働く人たちのカフェ」というコンセプトがとってもいいですね。
Wi-fiもあり、仕事するのも快適。気兼ねなくゆっくり滞在できるので、よく利用させてもらっています。
オープンについてのいきさつを伺ってもいいですか?

写真4 写真5

飲食店は、ダイレクトに「食」を伝えられるので、いずれやりたいと思っていました。
本当にできるだろうかと悩んだりもしましたが、「やりたい」が上回り、オープンを決断。
「食べるものについて考えるきっかけになってもらえたら」という思いから、島根県産の食材を使う、旬のものを使う、手作りにこだわる、を意識しています。
「働く人たちのカフェ」というコンセプトは、都会にはあるけど松江にはまだありませんでした。
自分が、「こういう場所があるといい」という理想をイメージして作ったカフェです。スタッフも少なく、半セルフにするなどコストを抑え、長居してもらってもOKな環境を作っています。
最近少しずつコンセプトに沿った人が来てくれるようになり、とても嬉しいです。

1つずつ夢を実現されているのが素晴らしいですね。今後やりたいことってありますか?

それぞれの店の特長を生かして、2つの店で連動したイベントとかをやってみたいです。
また、今も外からの持ち込み企画でイベントを開催していますが、それをもっと増やしていきたい。
楽しいことをどんどん発信していける場になったらいいなと思っています。

なるほど、夢は広がりますね~。最後に松江女子のみなさんにメッセージをお願いします。

私自身、これまで色々な壁にぶつかりましたが、一杯挫折したから今があるんだと思っています。
全部無駄じゃない、全部がプラスになってます。
自分の信じたこと、気になったことなど、どんどん試してほしい。
トライ&エラーを繰り返すことでよりいいものがつくれるので、怖がらずにとりあえずトライして、やってみて失敗したらそれをベースに次につなげればいいと思っています。
松江女子の皆さん、どんどんチャレンジしていきましょう!

「全ての経験があるから今がある」・・・そう言い切る久保田さんは、とっても輝いていました。
こだわりの地元食材を使った手作りの食事からも、「食」を大切にする思いが伝わってきます。
「たちよりkitchen」がついつい立ち寄りたくなる場所なのは、久保田さんの人柄もあるからですね。
これからもちょくちょくお邪魔します♪

以上、福井がお伝えしました☆


松江市ウィメンズプロジェクト

PAGE TOP