津田公民館には、図書室があります。
開いている時間は毎週月曜日、午後1時30分から4時30分までです。
津田公民館「きらく会」さん作成
この時間になると、公民館前に「図書貸し出し日」の看板が立ち、玄関を入ると布の「としょしつ2かい」のタペストリーがかかります。階段の踊り場には図書室クイズコーナーが出現します。
うれしくなってドアを開けると、図書ボランティアさんがお迎えしてくれます。
図書室クイズ
お母さんと赤ちゃん、お父さん、ちびっこ、小学生たちがかわるがわる訪れます。畳とじゅうたんのフロアで本を読み、思い思いに過ごします。宿題をして帰る子もいます。室内の本、紙芝居、マンガを借りることが出来ます。
小さなお部屋なのでボランティアさんと距離が近く、一緒に選んでもらうのが楽しみです。
「どれにしようかな」
「これ、かります」「はい、いっぱい読んでね」
もう一つ、この図書室の面白いところがあります。それは蔵書の多様さです。
昭和54年に出来た歴史ある図書室なので、蔵書は寄贈された本、バザーに出た本などさまざまな方法で集まっています。そのため、とても古い本から新しい本まで幅広くそろっています。絵本だけでなく小学生向け、中学生以上向けの小説などから、お料理や暮らしの本、読み物、マンガもあり、大人も楽しめます。新規購入していただく本も、ボランティアさんがしっかり選んでくださっています。
借りた本は、公民館の開館時間ならば、公民館の玄関の引き出しの中に返却することも出来ます。
<平成29年2月4日土曜日、年に一度の図書まつりが開催されました!>
アンサンブルジンジャーさんの美しいコーラスで始まり、図書ボランティアさんによるブラックシアター、大型紙芝居、大型絵本の読み聞かせ、手遊びの盛りだくさんの内容でした。
中でもブラックシアターでは、お世話になるボランティアさんが、登場人物を演じたり、黒子になって絵を動かしたりと、いつもと違ってとても新鮮でした。終了後は図書室の貸し出しも行われました。
図書まつりの歴史は長く、今年で33回目となります。はじまりは、冬で遊ぶ場所が少ない子どもたちのために、と企画されたことだったそうです。今年も多くの子どもたちと、おうちの方が参加されました。
図書ボランティアさんたちは、現在は6人で活動されています。メンバーは移り変わっていきましたが、子どもたちを楽しませようという気持ちは、ずっと受け継がれているそうです。ぜひ来年もまた、楽しい図書まつりになりますように。
以上、人見がお伝えしました。
(取材日時:平成29年2月6日)
松江市津田公民館
〒690-0011 島根県松江市東津田町1189−1
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