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10月
19日
2017

第22回『島根の魅力を伝えたい』 県外出身島根大好きユニット「ヘイソン・ニャー」さん×『すむことふみ』


生きた情報満載の冊子『すむことふみ』を発行した謎?の二人組ユニット「ヘイソン・ニャー」さんです。

【プロフィール】ヘイソン・ニャー(ヘイ子さんとソン子さん)

お二人は島根大学の同級生!大学進学を機に松江市に転入されました。

ヘイ子さん:宮城県出身、松江市在住。

二人のお子さんの子育てをしながらイラストやPR漫画などを描いています。LINEスタンプもあります:「KURORI」 

ソン子さん:香川県出身、奈良県在住。

学習施設に勤務しながら、子どもたちとマンガを描いたり工作したりしています

 

まず、お二人が出会った島根大学へ進学されたきっかけは何ですか?

ソン子さん:私は歴史が好きで、それを学ぶことが出来る国立大学を志望していました。その時点では、島根大学は全然視野に入ってなかったんですよ。ところが、センター試験後に島根大学が急浮上してきました(笑)。センター試験結果から、進路指導の先生が「島根大学に歴史を学ぶことができる学科があるで」と提案してくれたんです。そこから受けてみよう!と決めました。そのあと母と日本地図を出して「(香川県から見て)島根県はどっち?」と調べました。

ヘイ子さん:私は父から「(地元である宮城県から)300キロ以内に住むな」と言われていました。理由は「家事や各種手続など、身の回りのことも全て自分でこなせるようになるため」、そして「知り合いが全然いない中でイチから人脈を作って社会に出る勉強をするため」という二つ。ということで、どうせなら日本の中で一番知らないところに行こう!と思って島根県に進学しようと決めました。島根県の方々には大変失礼な理由で申し訳ありません(笑)。

偶然と意志の力で二人は出会い、島根に縁を作ったんですね。学生時代はユニットとして活動はしていたんですか?

ソン子さん:二人で組んで活動はしていません。単なる飲み友達でした(笑)

ヘイ子さん:あと、マンガの貸し借りをしたりね。ソン子と出会ったのは大学入学直後のオリエンテーションの時。二人とも同じ学部学科なんですが、コースは違うんです。だから授業はあまりかぶらなかったかな。ただ、在学途中、私が引っ越したら偶然家が近くになったりしたね。サークルも別だったけど、部室が一緒の建物にあったからたびたび会っていたんです。

「すむことふみ」を冊子というかたちで作ろうと思ったのはなぜですか?

ソン子さん:前から考えてはいました。私は食べるのが好きで、おいしいお店とかあったら紹介したくなるんです。そんな気持ちを込めて、今日はこんな店行きました!っておすすめの情報や感想を盛り込んだ一ページのマンガを描いたりしていました。それをいつかまとめて、一冊の本を自分で作れないかなと思っていたんですよ。

ヘイ子さん:単純に、イラストや漫画を描くのが好きというのも大きな理由でした。

ソン子さん:冊子にしたのは、暇なときにぱらっと見て島根っていいな、と親しみを持って読んでもらえたらなというのがあって。ネットが身近な今の時代とは方向性が違うん

ですけど、逆に冊子だと手に取りやすいのではないかとも考えました。今は紙のメニューではなくタッチパネルで注文をするお店も増えてきましたが、全体を把握するのに結構つかみづらいと個人的には感じていたんです。

その読みは当たっています!しっかりした冊子なので松江市から依頼されたものなのかと思っていました。

ところで、『ヘイソン・ニャー』さんの名前の由来を教えてください。

ヘイ子さん:このユニットは「すむことふみ」を作るときに結成しました。『ヘイソン』の部分は二人の旧姓に由来しています。二人とも結婚して、昔の名字ではなくなってしまって。その失われた名字をなんとなく中国語で読んで、さらに分解したり組み合わせたり…。よくわからないような響きにしようと思って、いろいろ工夫してみました。

ソン子さん:あやしい名前にしたいね、なんやこれは、っていうイメージを持ってもらいたかった(笑)。東南アジア系で国籍不明、みたいな。そういえば卒業後、一軒家を借りて一緒に住んでいたんですよ。そこで猫を飼っていたんです。それで『ニャー』の部分もつけました。

お二人の絵が親しみやすいですね。現在のお住まいは離れていますが、どのように描いたんですか?

ソン子さん:お互い得意なとこから描いていきます。似顔絵とその周辺を描いています。

ヘイ子さん:主に小さなキャラクターを描いています。本当にアナログで、紙の原稿に描きました。一枚の原稿を行ったり来たり、郵送してやり取りしていました。さらにパーツに分けて原稿を切ったり、上に別の原稿を張ったりしています。最近の印刷物はパソコンで作ってデータを納品する方が多いようで、印刷屋さんからは久しぶりにアナログ(紙の)原稿を見ましたと言われました(笑)。

切り貼り

ヘイ子さん担当

どうやって集めた情報なんですか?

ヘイ子さん:私はいろんな世代の方と話すのですが、会話の中で自然と情報を得ている感じですね。face to faceの情報が多いです。

ソン子さん:ヘイ子のほうが松江の情報をよく知っているんですよ。学生のときからヘイ子から話を聞いて「そんなんあるんだ」って。いいお店がいっぱいあるので、どれを掲載するか絞るのが大変でした。

松江(島根)を好きになったきっかけはありますか。

ヘイ子さん:二人とも、どこに住んでも楽しいと感じられる性格だと思うんですよ。なんでも楽しめる二人。だから松江のここに惚れ込みましたというよりは、十代のころから住んで、子どもから大人にしてくれた町としてすごく特別な愛着があるのかなと思います。

ソン子さん:松江ではいい意味で変わった大人たちと交流する機会がたくさんありました。その影響をたくさん受けて松江を好きになっていったという面もありますね。

ヘイ子さん:いい意味で変わった大人、いっぱいいるね。飲み屋とかに(笑)。学生の頃に飲み屋で出会ってから今までずっとおつきあいのある人もたくさんいます。お酒の場だからこそ、いろいろな世代や職業の方々と出会えたと思います。そうそう、島根の人ってお酒飲むの好きですよね。学生時代にバイトしていた居酒屋には毎日来る人はもちろん、ここに住んでるのかよ!ってくらいずっといるような人もいましたよ(笑)。おもしろかった~

ソン子さん:お酒といえば、私は島根に来てから日本酒が好きになりました。松江にある日本酒推しのお店って、おもしろいところが多いし。

ヘイ子さん:日本酒推しのお店にはなぜかおもしろい大人も多かった!彼らの取材記事を冊子にしてみようかって話が出るくらい。

今後の活動について教えてください。

ヘイ子さん:ありがたい事に、お仕事のご依頼をいただくことも増えてきました。最近では島根大学の国際交流課からの依頼でマンガを描きました。高校生へ向けて、島根大学で体験できる留学などの国際交流を紹介する内容です。高校生向けの進学イベントや島根大学のオープンキャンパスで配布された他、市立図書館などにもおいてあります。

ソン子さん:紙は媒体は好きなんですけど情報を更新をするのはなかなか難しくて。スピーディな情報はSNSを使っていきたいなと思っています。紙とネットを並行して、アイディア次第で方法を変えて進めていきたいと思います。

「留学しようよ!」

こんなお便りが欲しいという希望はありますか?

ヘイ子さん:『すむことふみ』はU・Iターンしてきたママさんから好評の声をいただくことが多かったので、より特化した情報をまとめたいと考えています。そこで、子連れで安心して行ける飲食店の情報を集めています。特に、こういうイスがありますよ、座敷はこんな感じです、というような具体的な情報が欲しいですね。現状では、ネットで『松江、子連れ 飲食店』と検索しても詳しい情報はなかなか出てきません。困っているファミリーも多いのではないのでしょうか。そんな方々の行動範囲が広がるような情報を待ってます!

ソン子さん:あれが気になるから取材して欲しい、この商品おすすめしてるよ、あそこはなかなか素敵な景色なんだけどなあ…みたいなもやもやした情報や要望でも知らせてもらえると嬉しいです。ふわっとしたイメージから、具体的な情報として伝えるまでのお手伝いをさせていただけたら楽しそう♪近くにおもしろいおじさんいるよ、という情報も待ってます(笑)

ぜひ続けていっていただきたいと思います!ありがとうございました。

ソン子さんの来松時に駆け足の取材となり、まさに「すむことふみ」と同じくらい濃い!時間でした。

インタビュー:人見、山本

最新情報はこちら ヘイソン・ニャー facebook:@heison.nya

 

 

 


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