http://design.yoshida-sd.com/

4月
05日
2019

第25回 「あなたのいのちが大事」食育インストラクター(狩猟免許も!) 森脇香奈江さん×「いただきますのはなし」

今回は多方面で活躍されている森脇香奈江さんをご紹介します!

 

【プロフィール】森脇香奈江さん

島根県浜田市出身、広島在住を経て3年前にIターン。管理栄養士、食育インストラクター、マザーズコーチングスクールのマザーズティーチャー、松江市地域おこし協力隊(~H31.3月)、7歳の双子ちゃんのお母さんです。

狩猟免許(わな猟)を2018年6月取得!合同会社 弐百円を2018年11月29日に設立されました。

はじめに、森脇さんの紙芝居「いただきます」のはなしを紹介します。

 

2018年10月19日、松江市子育て支援センターの一つ「おもちゃの広場」食育の日に、紙芝居「いただきます」のはなしを聞きに行きました。

土の中のミミズに始まり、微生物、山の樹木、どんぐり、畑のさつまいも、猪、猟師さん、お母さんを経て、子どもたちの『いただきます』へぐるっと回っていのちがつながるお話です。それぞれの立場の「お腹がすいたよ」「いただきます」があって、猟師さんがイノシシを仕留め、いのちが人間のお母さんと子どものところにめぐってきました。

私たち大人は、知識として食物連鎖と、生きているものをいただいていることを知っています。畑のサツマイモはイノシシのために作ったのでないことも知っています。お店で売っている肉がかつて生きていたことも知っています。普段は見ていないけれど、猟師さんがイノシシに止めを刺していることも知っているはずなのに、いつもは向き合っていません。

家の食卓での「いただきます」「残さずしっかり食べようね」という言葉の前に、大事な流れがあることを改めて感じました。

 

「いただきます」のお話、紙芝居を作ろう!と思った理由はなんですか?今までの森脇さん個人の活動発信にとどまらず、土の中のミミズに視野を広げ、紙芝居を作ったきっかけを教えてください。

 

いのちを考えるきっかけを作りたいな、と思っていました。お母さん、お父さんを通じて、子どもたちに伝えたかったからです。「あなたのいのちが大事」と恩着せがましくなく伝えたい、「あなたのいのちはみんなに支えられている」ということをお母さんを通して伝えたいです。

 

農家さんからのお話で、労力をかけてきた収穫物を、動物のために作ったのではないのに、アナグマやイノシシにやられてしまう。そこで狩猟をしている猟友会を呼び、有害鳥獣として仕留めてもらいます。猟師さんから『被害が出る度に呼ばれるけど、僕らは殺し屋じゃない』という言葉を聞きました。有害鳥獣捕獲に同行して、仕留めたアナグマとイノシシをただ埋めてしまうことや、止めを刺すときに胸の痛みを感じたことが引っかかっていました。

 

子どものいる母イノシシの肉を持って帰って料理したとき、私が止めを刺すときに感じたことと、現場の様子を話しながら食べました。母イノシシを殺すことはイノシシを増やさないために重要なんです。娘が猪肉の骨を大事にしゃぶりながら『いのちのバトンパスだね』と言いました。現場の様子を、正しく伝えていきたいと思ったからです。
 また、息子が「(畑を荒らしていない)山の中にいるイノシシはなぜ殺すの?」と質問してきました。これは山に生息しているイノシシの絶対数を減らすことで、畑に降りてくる個体を少なくする意義があります。いのちをいただくことを「かわいそう」にとどまらず、大人が説明出来るようにしようと思っています。

仕留めた肉を食べるためにはきちんとした加工が必要なので、埋められて食べることなく、一般の人に届きにくい状態も知ったので何とか活用することを考え、会社を立ち上げ、「八雲イノシシフランク」の販売を始めました!

 

最初に、管理栄養士さんになった理由はなんですか?

子どものころから給食が好きでした。給食から料理に目覚め、中学生の時に料理をお仕事にするにはどうすればいいかと考えて、中2で管理栄養士さんという職業が目標になりました。カロリー計算をする中学生でした。けどその時、カロリーを計算するばかりのダイエットして失敗したんです。きちんと学び『食べることの大切さ』を伝えたいと思いました。

 

松江市地域おこし協力隊として、さまざまな生産者さんに関わる機会も多いと思います。あえて野菜(農業)の分野でなく、肉(狩猟)分野に進んだ理由はなんですか?

目を背けがちな「いのちをいただくこと」に向き合いたいと思ったからです。また、『猪肉』というより鳥獣被害対策に従事し、山や畑を守る人が年々減っていることに危機感を持ったからです。

 

これから行いたいこと、野望はなんですか?

子どもたちにいのちを考えるきっかけを作りたいと思っています。そのために「いただきます」のはなしをしたり、出かけていって食育の話をしたいと思っています。あと、純粋にイノシシ肉はおいしいので食べてほしいなとも思っています。

 

3年前にウィメンズプロジェクトに参加されて出合えた森脇さん!ウィメンズプロジェクトでは同年代のお子さんを持つお母さんの先輩として、一緒に活動してきました。

新たな事業に進んでいく森脇さん、これからもキラキラしていってください!

以上、人見がお伝えしました!

(取材年月日2019年10月19日 おもちゃの広場では毎月19日は食育の日です)

取材協力 山本

森脇香奈江さん

お問い合わせはfacebook森脇香奈江にて


松江市ウィメンズプロジェクト

PAGE TOP